その1 起業しやすいエステサロン
~どうすれば人気のあるエステサロン・エステティシャンになれるのか?~

エステサロンは女性起業家に人気
あなたがエステティシャンになる前、「エステティシャン
についてどんなイメージを持っていましたか? 「キレイな人」「癒してくれる人」「美容について物知りな人」などのいいイメージでしょうか。エステティシャンは、お客様と1対1で接客しなければならないため、とても気を遣う職業です。また長い時間立ちっぱなしで施術を行うので技術も体力も必要な大変な職業といえます。単純に「美容業だから仕事にしてしまえば私も美しくなれるかもしれない」と思って入り、後々現実の厳しさを知ったという人も少なくないのではないでしょうか。一見華やかで美しく、過酷さとは無縁な世界に見えますが、見た目よりも大変なのがエステティシャンの仕事です。
ただ、女性起業家の多くは美容業を生業とする人が多く、女性にとっては起業しやすい職業の一つでもあります。外から見るより大変な仕事であるエステティシャンですが、年々、たくさんの女性起業家がエステサロンを開業し、その数はどんどん増えています。
エステサロンが乱立する中で、人気のエステサロン、人気のエステティシャンになって生き残るためにはどうしたらよいのでしょうか?

以下にチェック項目を設けました。
あなたはいくつあてはまりますか? 1つ以上あてはまれば、人気のあるエステティシャンになれる素質を持っています。また、あてはまればあてはまるほど、エステティシャンに向いているといえます。

□人を喜ばすのが好き
施術した後で、「ありがとう!○○さんのおかげですごく肌がよくなったみたい!」といわれて感激できるあなた。あなたはいいエステティシャンになれます。
□世話好きな人
困っている人がいたらついつい何かしてあげたくなってしまうあなた。 「このお客様の肌は今、こんな状況だから、こんなお手入れを自宅で続ければ次来るまでにもっとよくなっているはず。しっかりアドバイスしてあげよう!」そう思えるあなたはとてもいいエステティシャンです。エステティシャンは結果を出すことを求められます。そのためにはお客様のためになる情報をきちんと伝えてあげられるかどうかあなたの会話力も重要です。自分の持っている技術を惜しみなくお客様に与え、アフターケアまですることができますか?
□美に興味がある
美を極めたい一方で、自分の手で誰かをキレイにしてあげたい、キレイになる喜びを知ってほしいと思える人は美の伝道師。まさにエステティシャンに向いています。
□元気で明るい
疲れた顔のエステティシャンに施術を受けたい人はいません。元気になりたくてお店に来られるお客様はエステティシャンの笑顔にホッとするものです。また元気でイキイキとしたエステティシャンはお客様にもよい影響を与えます。このサロンに来れば元気になれる、そう思っていただけるでしょう。
□人への気遣い・心遣いができる
照明、音、香りなど環境にも配慮ができる人、そして施術中の自分の声のトーンにまで気を配ることのできる人。ちょっとしたやさしさにお客様は感動されるものです。そんな細かい心遣いができる人はいいエステティシャンになれます。
□エステが好き
自分自身もほかのサロンで施術を試していますか? 百聞は一見にしかず、です。実際に受ける側になってみると意外なことがわかります。いいところは自分の施術に取り入れ、よくないところは取り入れない、などの判断をすることもできます。また、常に「学びたい」という積極的な気持ちは技術や接客に表れ、どんどん成長することができるでしょう。
□プロ意識を持って仕事に臨める
あきらかに「素人」とわかるような人に施術されたらあまりいい気持ちはしません。でも「ベテラン」や「プロ」だと思える人に施術されたら、どうでしょう。お客様は「安心 できるので心も身体も委ねることができます。リピートするかどうか、お客様はあなたのプロとしての腕をみています。施術はもちろんのこと、丁寧な口調、きびきびとした無駄のない動き、説明の仕方などすべてです。信頼関係を築く上でもプロ意識を持ってお客様に接することはとても大切です。エステティシャンに限らず、仕事全般にいえることでもあります。
□自己管理ができる
医者が患者を診るのに風邪を引いていては元も子もないのと同じで、エステティシャンもしかり。エステティシャンは美と健康を届けるのが仕事です。自分の健康管理もできないようではお客様の健康について助言することなどできません。また美の見本でもあるわけですから、肌が荒れていたり、手がガサガサしているようではお客様はがっかりされてしまいます。